生漢煎の満量処方ってなに?
生漢煎の箱を見てみると『満量処方』って文字が書いてあるのを目にしたことがある人もいると思いますが、満量処方って一体何なのかご存知でしょうか?なんとなく満量処方って名前だけでもなんだかすごそうな印象がありますが、結論から言うと必ずしも満量処方だからいいとは限らないというのが事実です。
では、満量処方は大して意味がないのかというとそれはまた別です。そもそも満量処方とは日本薬局で定められた1日の最大配合量が全て使われているものを言います。
ですから、漢方エキスの半分量が配合されているものは1/2処方と書いてありますし、3/4使ってあるものは3/4処方と書いてあります。
一見満量処方のほうが1日の最大の量が配合されているので効果は高そうですよね。確かに効果が高いと言えばそうかも知れませんが、それぞれの体調や体質に合わせて使うことが一番大事なので、満量処方の生漢煎を飲むことで反応が出やすく少し負担を感じてしまう人は、1/2処方や3/4処方を使ってみると丁度いいといったこともあります。
そのため、満量処方の生漢煎を飲んでお腹が緩くなって困るという人は、1日の量を調整することで具合が丁度よかったりするので、そうなると満量処方だけど摂取量は1/2だったり3/4になっているということになります。
ですから満量処方だから効果が高くて良いというよりも、満量処方だから効果が出やすく場合によっては出過ぎてしまうので、自分の体調・体質に合わせてうまく使うようにしましょう。
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